先物でダマされ? 失敗

最近、優待のお知らせがないのでsatouの回顧録です。



これもバブリーな時だったかな?

会社に○○商事(上場している商事会社ではないですよ)の新人営業が
飛び込みでやってきて「金(きん)買いませんか」と言ってきたので
その場では仕事中だったので、「研修なので名刺交換を・・」と交換して
しまいました。

これが悪夢の始まりとは知らずに・・・・



後日、この新人君から電話が有り「今、金相場が大変なことになっている
いま買えば上がりますよ!」とお決まりの口説き文句で言って来ました。


当時20代後半でバブリーな時期だったので10万円位いっかなーと思い
「じゃ買うよ」と言ったら相手の新人君「えっ?」って感じでした。
きっと上手くいくとは思っていなかったんでようね。


で、新人君と上司の人が来て契約。


金相場はまあまあ上がったところで売りました。


ここで終わりにしておけば良かったんですが、そこの別の担当者から
「先物やってみませんか?」と悪魔のささやきが・・・・。


金で気を良くしたsatouは面白そうだからやってみようかなと思って
始めてしまいました。


まずは小豆先物 初期投資は何万だったか十何万だったか忘れてしまった
けど相手の言いなりに買いと売りを繰り返していました。

今から思えば売買を繰り返せば相手(○○商事)が儲かるんですよね。
こっちが儲かろうが損しようが関係ないんです。



話はちょっとそれますが、真っ当な株式投資 (NB Online book)という本を読んで
「デイトレードはほんの一部の人しか儲からない、一番儲かるのは証券会社だ」と
「わざわざ講師を呼んでデイトレの無料セミナーを証券会社がやる訳、分かりますよね」

そうなんです、こっちが売買やればやるほど証券会社は儲かるんです。



話は戻って・・・、
こちらもちょっとは先物について勉強しましたが、まだ若かったので
専門業者の方が色々分析していて詳しいだろうと思って
自分は「買い」だろうと思っていても「いえ、売りです」と
相手の言いなりになって売ってしまい、結局「買い」の方が良かった
ということもありました。


今になってバフェットの「先のことは誰も分からないんだから
アナリストの言うことは信じるな」と「良い銘柄がありますよ
と言われたら逃げろ、それもダッシュで!」って言っていたのが
良く分かりました。
しかも、自分の理解できない物には投資しないそうです。
先物の本を読むよりバフェット関連の本を先に読むべきでしたね。
まあ、この時はウォーレン・バフェットという人の存在すら
知りませんでしたけど・・・。あせあせ(飛び散る汗)





相手も上手くて負け(損失)が増えて来たら担当者を変えて
今度は上手くやりますみたいなことを言って、更にプラチナ、
とうもろこしなどの先物を売買させられました。


こともあろうにカードローンで借りたりもしちゃいました。


気がついたら結構損失が増えて、もうやめますと言ったけど
あとの祭り・・・・。




なんだかんだで結局200万円位損してしまった計算です。


カードローンは3年位かけて毎月返済しました。


まぁ、ダマされたっていうかsatouの勉強不足・世間知らずでしたね。




今、そんな電話や営業が来たら「そんなに儲かるんだったら
会社やめてそれを専業でやったら?」と言ってやります。

それでもしつこく言ってきたら、相場が上がる根拠は何か、
なんでこれらも上がると断定出来るのか、
そんな予想がどうしてできるのかと聞いちゃいますね。

で、聞いた後で「株で儲かっているんで間に合っています」と
言ってあげます。






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