『デリカフーズ(株)』が2017/8/14に株主優待制度の一部変更を発表!ただ、恩恵は1000株以上及び3年以上ですが・・。
2017/8/14 13:00に株主優待制度の一部変更に関するお知らせがあった
「デリカフーズ(株) 」(東証一部 3392)の情報です。
2015/8/11 にも株主優待を一部変更していて「『デリカフーズ(株)』が2015/8/11に株主優待制度の変更を発表!グルメカードが加わり良くなりましたが、株価は・・」の記事を書いています。
📝 事業の内容は・・・〜有価証券報告書より抜粋〜
当社グループは、当社(持株会社)、東京デリカフーズ㈱、名古屋デリカフーズ㈱、大阪デリカフーズ㈱、㈱メディカル青果物研究所、デザイナーフーズ㈱、エフエスロジスティックス㈱により構成されており、外食産業、中食産業(注1)等向けのホール野菜(注2)の販売、カット野菜の製造・販売等を主たる事業としております。
📝 株主優待制度の変更の理由は・・・〜適時開示より〜
『株主の皆様に日頃のご支援の感謝として、また当社株式の魅力を高めるために、株主優待制度の内容を一部変更(拡充)させていただくことといたしました。』
📝 優待内容は・・・
毎年9月末の年1回
100株以上 | 1,500円相当のこだわり野菜・果物の詰合せ または1,500円分のジェフグルメカード |
500株以上 | 3,000円相当のこだわり野菜・果物の詰合せ または3,000円分のジェフグルメカード |
1,000株以上 | 6,000円相当のこだわり野菜・果物の詰合せ または6,000円分のジェフグルメカード |
・長期保有優遇株主優待 (通常の優待に加え)
3年以上継続して1,000株以上保有 生命力に溢れた高級米「命仁(みょうじん)」2Kgを贈呈
3年以上継続して2,000株以上保有 生命力に溢れた高級米「命仁(みょうじん)」2Kgに加えて1,500円相当の旬の果物を贈呈。
📝 変更時期は・・・
『平成29年9月30日現在の株主名簿に記載または記録された株主様より開始いたします。
保有継続期間3年以上の確認は、毎年3月31日および9月30日の当社株主名簿に、同一株主番号で記載または記録された対象株主様といたします。』
(適時開示より)
次回の権利付き最終日は平成29年9月26日ですが、変更は3年以上保有で2,000株以上なので関係ある人は多くないとは思いますが。
2015/8/12日終値の株価が1,069円でしたが、2017/8/17の株価は1,659円だったので100株で現在は最低 165,900円必要になります。
(他に手数料などかかります。)
|
それでは、株価の推移と指標を見てみましょう!!
📝 では、発表後の株価推移は・・・
8/14始値 | 1,651円 | 13:00発表 | ||
8/14終値 | 1,681円 | 始値比 +30円 | 売買高 | 42,000 |
8/15終値 | 1,664円 | 前日比 -17円 | 売買高 | 26,100 |
内容的にはさほど変わっていないかったので株価の変化も少なかったみたいです。
第1四半期決算短信の発表もあって数字が良かったのですが爆上げって感じではなかったみたいですね。
平成30年3月期の年間予想配当金は・・・16円です。
8月17日時点の配当利回りは、約0.96%になります。
📝 今、優待が行われたとして配当+優待概算の年間予想利回りは・・・
100株 | (165,900円) | 1.87% | (3,100円相当) |
500株 | (829,500円) | 1.33% | (11,000円相当) |
1,000株 | (1,659,000円) | 1.33% | (22,000円相当) |
1,000株(3年以上) | (1,659,000円) | 1.45% | (24,000円相当) |
2,000株(3年以上) | (3,318,000円) | 1.25% | (41,500円相当) |
(税金などは考慮していません。)
*命仁は2Kg 2,000円として算出しています。
利回りはそんなに高くはないですね。
直近1年間の高値は、1,818円(2017/7/3)・安値は、950円(2016/11/11)です。
📝 発表日8月14日前後の調整済過去終値株価の推移です。
2012年 | 345.5円 |
2013年 | 465円 |
2014年 | 898円 |
2015年 | 1,080円 |
2016年 | 975円 |
2017年 | 1,681円 |
5年間で株価は、約4.87倍上がっています。
📝 3月決算経営指標等の推移です。

売上高、純利益、営業CF、有利子負債は百万円単位
・売上げは順調に上がっています。

・営業活動によるキャッシュ・フローの赤字はありません。

・一株益は下り気味です。

・一株純資産は順調に上がっています。

・自己資本比率は平均で39.1%です。

・自己資本利益率は平均で6.88%です。

・有利子負債依存率は41.3%です。

指標的にはちょっと失速気味のような感じがします。
平成29年3月現在の大株主の状況(上位5) | |
---|---|
舘本 勲武 | 14.53% |
舘本 篤志 | 13.71% |
日本トラスティ・サービス信託銀行㈱ | 3.90% |
日本マスタートラスト信託銀行㈱ | 3.65% |
大﨑 善保 | 1.68% |
平成29年度特定投資株式 | |
---|---|
㈱ドトール・日レスホールディングス | 6,000株 |
㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ | 10,000株 |
㈱セブン&アイ・ホールディングス | 341.20株 |
No.1ネット証券ではじめよう!株デビューするならSBI証券に載っている同業種細分類(食品卸)内で売上が近い石光商事との比較です。

(直近の決算より。株価などは2017/8/18現在。)
*カッコ内の数字はsatou独自の判断基準です。
*流動負債/流動資産は数値が小さい方が流動資産が多いです。
一株益の推移です。

石光商事はマイナスもありますね。
2社共一株益はあまり安定していないようです。
指標を見ての売買ご判断は・・・・・ご自身の責任でお願いしま〜〜す。
この記事へのコメント