『東和フードサービス』が2017/9/11に株式分割と株主優待制度の一部変更を発表!株価も急騰しました!<br><font size="-1">同業種の「ひらまつ」との比較有りますよ〜。</font>
2017/9/11 14:00に株式分割、株式分割に伴う定款の一部変更および配当予想の修正(増配)ならびに株主優待制度の一部変更に関するお知らせがあった
「東和フードサービス株式会社」(JASDAQ)の優待内容と業績を見てみましょう。
2015年にも記事を書いています。こちらからどうぞ。
📝 事業の内容は・・・〜有価証券報告書より抜粋〜
『当社は、「味覚とサービスを通して都会生活に安全で楽しい食の場を提供する」という経営理念のもと、「あったら楽しい」、「手の届く贅沢」をコンセプトとして、「東京圏ベストロケーション」「ライトフード」「女性ターゲット」という方針に基づいた営業活動を行っております。
そして、「カフェカンパニー」(「椿屋珈琲グループ」と「ダッキーダック」)、及び「ダイニングカンパニー」(「イタリアンダイニングドナ」と「創作お好み焼き・鉄板焼き ぱすたかん・こてがえし」)を1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)において展開しております。』
📝 株主優待制度変更の理由は・・・〜適時開示より〜
『当社では中間(毎年10月末日時点)および期末(毎年4月末日時点)の株主名簿に記載又は記録された株主様に対し、その所有株式数に応じて、株主優待券をお届けしております。
株主の皆様の日頃のご支援にお応えするとともに、事業内容をより一層ご理解いただき、当社株式の魅力を高め、多くの方々に当社株式を中長期的に保有していただくことを目的として、株主優待制度を実施させて頂いておりますが、今回の株式分割に伴い、株主優待制度の一部を変更いたします。』
📝 変更内容は・・・
変更前 10月末と4月末の年2回
100株以上 | 優待券500円券3枚(年間6枚) |
200株以上 | 優待券500円券6枚(年間12枚) |
400株以上 | 優待券500円券12枚(年間24枚) |
1,200株以上 | 優待券500円券20枚(年間40枚) |
2,000株以上 | 優待券500円券30枚(年間60枚) |
変更後(分割後) 10月末と4月末の年2回
100株以上 | 優待券500円券2枚(年間4枚) |
200株以上 | 優待券500円券3枚(年間6枚) |
400株以上 | 優待券500円券12枚(年間6枚) |
800株以上 | 優待券500円券12枚(年間24枚) |
2,400株以上 | 優待券500円券20枚(年間40枚) |
4,000株以上 | 優待券500円券30枚(年間60枚) |
📝 開始時期は・・・
平成30年4月末日現在の株主名簿に記録された株主さんから開始です。
(次回の権利を得るには、平成29年4月24日までに保有して下さい。)
平成29年9月12日終値の株価が、2,856円でしたので、
この日は優待権利の100株で最低285,600円必要です。
(他に手数料などかかります。)
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それでは、株価の推移と指標を見てみましょう!!
📝 では、発表後の株価推移は・・・
発表前9/8終値 | 2,506円 | 出来高 | 2,900 | |||
発表日9/11始値 | 2,546円 | 14:00発表 | ||||
発表後9/11終値 | 2,889円 | 発表前値比 | +383円(+15.3%) | 出来高 | 48,700 | |
発表後9/12終値 | 2,856円 | 前日終値比 | -33円(-1.6%) | 出来高 | 37,500 |
発表時間が14:00だったので、分割発表もあってその日に急騰しましたね。
出来高も桁違いでした。
平成30年4月期の年間予想配当金は・・・19円です。
9月12日時点の配当利回りは、約0.67%になります。
📝 今、分割変更が行われたとしての配当+優待概算の年間予想利回りは・・・
100株 | (142,800円) | 2,950円相当 2.07% |
200株 | (285,600円) | 4,900円相当 1.72% |
400株 | (571,200円) | 9,800円相当 1.72% |
800株 | (1,142,400円) | 19,600円相当 1.72% |
2,400株 | (3,427,200円) | 42,800円相当 1.24% |
4,000株 | (5,712,000円) | 68,000円相当 1.19% |
株数が多くなるほど利回りは低くなっています。
直近1年間の高値は、2,900円(2017/9/11)・安値は、1,880円(2016/11/9)です。
分割と優待変更発表日9/11に年初来高値をつけました。
1年を見ると緩やかに上がってましたが、ここでガッと上がったって感じです。
📝 発表日終値の過去同日(休みの場合は翌営業)株価の推移です。
2012年 | 849円 |
2013年 | 1247.5円 |
2014年 | 1,306円 |
2015年 | 1,850円 |
2016年 | 1,934円 |
2017年 | 2,889円 |
5年間で株価は、約3.4倍になっています。
📝 4月決算経営指標等の推移です。

売上高、純利益、営業CF、有利子負債は百万円単位
有利子負債も少なくなってきていていますね。
・売上げは毎年上がっています。

・営業活動によるキャッシュ・フローの赤字はありません。

・一株益は前期が下がりました。

・一株純資産は毎年上がっています。

・自己資本比率は平均で61.9%です。

・自己資本利益率は平均で6.4%です。

・有利子負債依存率は平均で17.6%です。

晴れ間が多いので良い感じだと思います。
大株主の状況(上位5社) | |
---|---|
岸野禎則 | 38.60% |
柏野雄二 | 18.08% |
㈱誠香 | 7.43% |
㈱久世 | 0.78% |
サントリー酒類㈱ | 0.78% |
(平成29年4月30日現在)
特定投資株式 (貸借対照表計上額上位5社) | |
---|---|
日本製粉㈱ | 12,678株 |
㈱久世 | 15,000株 |
㈱ドトール・日レスホールディングス | 500株 |
㈱松屋フーズ | 100株 |
㈱吉野家ホールディングス | 100株 |
No.1ネット証券ではじめよう!株デビューするならSBI証券に載っている同業種細分類(レストラン)内で売上が近い(株)ひらまつとの比較です。

(直近の決算より。株価などは平成29年9月12日現在。)
*カッコ内の数字はsatou独自の判断基準です。
*流動負債/流動資産は数値が小さい方が流動資産が多いです。
どちらかと言えばこれだけで見ると東和フードサービスが良いと思いますがちょっと割高のような気がします。
☆一株益の推移です。

ひらまつは、決算期を9月30日から3月31日に変更した為、3期前の一株益は低くなっています。
指標を見ての売買ご判断は・・・・・ご自身の責任でお願いしま〜〜す。
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