『宝ホールディングス株式会社』が2017/11/7に株主優待制度の導入を発表!増益、増配、自己株取得の発表も有り、株価は↗で同業種の「サッポロホールディングス」との比較有りますよ〜。</font>
2017/11/7 16:00に株主優待制度の導入に関するお知らせがあった
「宝ホールディングス株式会社」(東証一部)の優待内容と業績はどんな感じでしょう〜〜。
🏦事業の内容は・・ 〜有価証券報告書より抜粋〜
『当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社、子会社62社および関連会社3社で構成され、「宝酒造グループ」が営む酒類・調味料製品の製造・販売や海外における日本食材卸事業、「タカラバイオグループ」が営む研究用試薬、理化学機器、キノコなどの製造・販売や受託サービス、「宝ヘルスケア」が営む健康食品などの販売を主たる事業としており、この3つは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。当社は持株会社として各事業会社を統括するほか、グループ各社の間接業務の受託や不動産賃貸などを行っております。』
🏦株主優待制度導入の目的は・・ 〜適時開示より〜
『株主の皆様の日頃からのご支援に感謝するとともに、当社株式への投資意欲を高め、より多くの方々に長期的に保有していただき、当社グループの事業に対するご理解をより深めていただくことを目的とするものであります。』
🏦優待内容は・・
3月末の年1回
自社グループ会社商品詰め合わせ等、数種より1点を選択
100株以上 | 1,000円相当 |
1,000株以上 | 3,000円相当 |
🏦開始時期は・・
2018年3月31日現在の株主名簿に記録された株主さんから開始です。
(次回の権利を得るには、2018年3月27日までに保有して下さい。)
2017年11月8日終値の株価が、1,273円でしたので、
この日は現在の優待権利の100株で最低127,300円必要です。
(他に手数料などかかります。)
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👀それでは、株価の推移と指標を見てみましょう!!
🏦発表後の株価推移は・・
終値 | 発表時間 | 前日比 | 出来高 | |
発表前 11/6 | 1,150円 | 806,500 | ||
発表日 11/7 | 1,143円 | 16:00 | -7(-0.6%) | 1,307,600 |
発表後 11/8 | 1,273円 | +130(+11.37%) | 2,769,600 | |
発表後 11/9 | 1,248円 | -25(-1.96%) | 1,701,500 |
同じ日に、第2四半期決算短信で増益!自己株式取得!増配!の発表もあったので株価が上がらない訳がありませんね。
2018年3月期の年間予想配当金は・・・15円です。
11月8日時点の配当利回りは、約1.18%になります。
🏦今の株価で、配当+優待概算の年間予想利回りは・・・
100株 | (127,300円) | 2,500円相当 1.96% |
1,000株 | (1,273,000円) | 18,000円相当 1.41% |
直近1年間の高値は、1,296円(2017/11/8)・安値は、923円(2016/11/09)です。
1年間で見ると4月から7月位までがピークで株価は上がったり下がったりしています。
今日、高値がついてこれからどうなるかですね。
🏦発表日終値の過去同日(休みの場合は翌営業)株価の推移です。
2012年 | 598円 |
2013年 | 924円 |
2014年 | 839円 |
2015年 | 904円 |
2016年 | 972円 |
2017年 | 1,143円 |
5年間で株価は、約1.9倍になっています。
🏦3月決算経営指標等の推移です。

売上高、純利益、営業CF、有利子負債は百万円単位
・売上げは毎年上がっています。

・営業活動によるキャッシュ・フローの赤字はありません。 <

・一株益はあまり安定していませんがちょっと上がっています。

・一株純資産は毎年上がっています。

・自己資本比率は平均で49.9%です。

・自己資本利益率は平均で6.1%です。

・有利子負債依存率は平均で14.8%です。

売上・純資産は上がっています。ちょっと負債が多めですが同業種に比べると少ない方になると思います。
全体的に晴れ曇りなので指標的にはまあまあ良い感じだと思います。
大株主の状況(上位5社) | |
---|---|
日本マスタートラスト信託銀行㈱ | 10.54% |
日本トラスティ・サービス信託銀行㈱ | 6.33% |
㈱みずほ銀行 | 4.47% |
農林中央金庫 | 4.36% |
明治安田生命保険相互会社 | 2.47% |
(2017年3月31日現在)
株主優待制度が出来たので個人株主がもう少し増えるかもしれませんね。
特定投資株式(貸借対照表計上額上位5社)
銘柄 | 保有株式数(株) | 保有目的 |
㈱SCREENホールディングス | 230,260 | 関係維持を通じ、経営活動の円滑化、企業価値の向上を図るため |
オムロン㈱ | 48,445 | 同上 |
㈱京都銀行 | 2,038,343 | 取引関係の維持・強化を通じ、資金の安定調達等、主に財務面における安全性・安定性を高めるため |
㈱みずほフィナンシャルグループ | 7,303,738 | 同上 |
日本新薬㈱ | 254,000 | 関係維持を通じ、経営活動の円滑化、企業価値の向上を図るため |
サッポロホールディングスと比較してみました。

(直近の決算より。株価などは2017年11月8日現在。)
・カッコ内の数字はsatou独自の判断基準です。
・流動負債/流動資産は数値が小さい方が流動資産が多いです。
どちらかと言うと宝ホールディングスの方が指標的には良さそうですね。
🏦一株益の推移です。

気候が影響する為か、あまり安定していないようですね。
指標を見ての売買ご判断は・・・・・ご自身の責任でお願いしま〜〜す。
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