東証2部の『株式会社 大水』が2018/2/5に株主優待制度の導入を発表!どんな会社でどんな優待でしょう?<br>同業他社との比較も有りますよ〜。
2018/2/5 14:00に株主優待制度の導入に関するお知らせがあった
「株式会社 大水」(東証二部)の優待内容と業績はどんな感じでしょう〜〜。
🏦事業の内容は・・ 〜有価証券報告書より抜粋〜
『当社の主要業務は卸売市場法に基づく水産物卸売業であります。子会社及び関連会社は水産物等の販売及び冷蔵倉庫業他を行っております。』
🏦株主優待制度導入の目的は・・ 〜適時開示より〜
『株主の皆様の日頃からのご支援に感謝するとともに、当社株式への投資魅力を高め、より多くの皆様に当社株式を保有していただくことを目的として、株主優待制度を導入いたします。 』
🏦優待内容は・・
3月末の年1回
1,000株以上
当社取扱の水産加工品数点(各3,000円相当)
の中から、1点を選択
3,000円相当とは良い感じですね。
🏦開始時期は・・
平成30年3月末日現在の株主名簿に記録された株主さんから開始です。
(この権利を得るには、同年3月27日までに保有して下さい。)
平成30年2月7日終値の株価が、312円でしたので、
この日の株価で優待権利の1,000株だと312,000円必要です。
(売買単位は100株、他に手数料などかかります。)
👀それでは、株価の推移と指標を見てみましょう!!🏦発表後の株価推移は・・
株価 | 前日比 | |
発表前 2/2終値 | 267円 | |
発表日 2/5始値 | 261円 | 14:00発表 |
発表後 2/5終値 | 298円 | +31(+11.6%) |
発表後 2/6終値 | 307円 | +9(+3.0%) |
発表翌日に、第3四半期決算短信で(減益)の発表と日経大暴落(2月6日)があったのですが株価は上がりましたね。
平成30年3月期の年間予想配当金は・・・5円です。
2月7日時点の配当利回りは、約1.60%になります。
🏦今の株価で、配当+優待概算の年間予想利回りは・・・
1,000株 312,000円 8,000円相当 2.56%
(自社製品金額で算出、税金などは考慮していません。)
直近1年間の高値は、339円(2018/2/6)・安値は、227円(2016/2/13)です。
1年間で見るとだいたい260円を中心に行ったり来たりしていましたが、優待発表で一気に上昇しています。
🏦発表日終値の過去同日(休みの場合は翌営業)株価の推移です。
2013年 | 139円 |
2014年 | 169円 |
2015年 | 183円 |
2016年 | 233円 |
2017年 | 243円 |
2018年 | 298円 |
5年間で株価は、約2倍以上上がっています。
🏦3月決算経営指標等の推移です。

売上高、純利益、営業CF、有利子負債は百万円単位







売上はほぼ横ばいですが純資産は上がっています。
負債依存率は毎年減って来ているので良いですね。
全体的にはちょっと曇りがちですね。
大株主の状況(上位5社) | |
---|---|
日本水産株式会社 | 31.24% |
株式会社極洋 | 8.56% |
農林中央金庫 | 5.03% |
大水従業員持株会 | 4.39% |
株式会社ベニレイ | 3.60% |
(平成29年3月31日現在)
株主数は全体に少なめですが株主優待制度が出来たので個人株主がもう少し増えるかもしれませんね。
特定投資株式(貸借対照表計上額上位5社)
銘柄 | 保有株式数(株) | 更新時の株価 |
㈱極洋 | 85,638 | 3,900円 |
㈱ライフコーポレーション | 47,783 | 2,842円 |
㈱ニチレイ | 50,000 | 2,590円 |
ニチモウ㈱ | 450,000 | 1,900円 |
一正蒲鉾㈱ | 62,000 | 1,199円 |
同業種の売上額が近い東都水産と比較してみました。

(直近の決算より。株価などは2018年2月7日現在。)
・カッコ内の数字はsatou独自の判断基準です。
・流動負債/流動資産は数値が小さい方が流動資産が多いです。
どちらかと言うと優待が無いのですが東都水産の方が配当利回りが良いですし、指標的には良さそうですね。
🏦一株益の推移です。

一株益は東都水産の方が高いですね!
指標を見ての売買ご判断は・・・・・ご自身の責任でお願いしま〜〜す。
この記事へのコメント