『(株)コシダカホールディングス』が2018/4/10に株式分割、株主優待制度の変更がありました!その内容と業績は? 株価は意外にも・・?「第一興商」との指標比較もありますよー。
2018/4/10 15:30に株式分割、定款の一部変更、配当予想の修正 及び株主優待制度の変更(拡充)に関するお知らせ があった
「株式会社コシダカホールディングス」(東証一部)の変更内容と指標的にはどんな感じでしょう〜〜。
「株式会社コシダカホールディングス」(東証一部)の変更内容と指標的にはどんな感じでしょう〜〜。
🏦事業の内容は・・ 〜有価証券報告書より抜粋〜
『当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社コシダカホールディングス)、連結子会社9社、(株式会社コシダカ、株式会社コシダカプロダクツ、株式会社カーブスホールディングス、株式会社カーブスジャパン、株式会社ハイ・スタンダード、株式会社コシダカビジネスサポート、株式会社韓国コシダカ、KOSHIDAKA INTERNATIONAL PTE.LTD.、KOSHIDAKA SINGAPORE PTE.LTD.)、非連結子会社3社(株式会社イングリッシュアイランド、EEIKAIWA INC.、KOSHIDAKA R&C Co.,Ltd.)、関連会社1社(株式会社KMVR)により構成されており、カラオケ事業、カーブス事業及び温浴事業を主たる業務としております。』
コシダカホールディングスは、昭和42年に群馬県で中華料理店を営む有限会社新盛軒を設立。平成2年にカラオケ店の経営を開始して、平成5年にカラオケ本舗まねきねこ1号店を開設、平成18年にはフィットネスクラブ カープス事業に進出。
平成22年には東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場、ボウリング事業と不動産管理事業、温浴事業に進出するも後にボウリング事業は譲渡。翌年には一人カラオケ専門店(新業態)の店舗展開開始。
平成28年に東京証券取引所市場第一部へ上場市場を変更しました。
🏦株主優待制度変更の理由は・・ 〜適時開示より〜
『当社は、平成27年8月期より現行の株主優待制度を導入し、これまで多くの株主様に株主優待制度を通じて当社グループが提供するサービスをご利用いただくとともに、当社に対するご支援を賜ってまいりました。今回、株主様の日頃からのご支援に感謝するとともに、投資魅力を高め、より多くの株主様が当社株式を中長期に保有していただくことを目的として、株主優待制度の内容を拡充することといたしました。 』
株式分割の概要は、平成30年5月31日(木曜日)を基準として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する普通株式を1株につき4株の割合をもって分割いたします。
🏦優待変更内容は・・
現行(分割前) 8月末の年1回
100株以上 5,000円相当の株主優待券
3,000円相当のカタログギフト
1,000株以上 5,000円相当の株主優待券
5,000円相当のカタログギフト
変更後(分割後) 8月末の年1回
保有期間3年未満
100株以上 2,000円相当の株主優待券
400株以上 5,000円相当の株主優待券
3,000円相当のカタログギフト
4,000株以上 5,000円相当の株主優待券
5,000円相当のカタログギフト
保有期間3年以上
100株以上 4,000円相当の株主優待券
400株以上 10,000円相当の株主優待券
3,000円相当のカタログギフト
4,000株以上 10,000円相当の株主優待券
5,000円相当のカタログギフト
(*株主優待券は、当社の運営する日本全国のカラオケまねきねこ、ひとりカラオケ専門店ワンカラ、温浴施設で利用可。 )
🏦開始時期は・・
平成30年8月末日現在の株主名簿に記録された株主さんから開始です。
なお、新制度における継続保有期間の判定については、平成30年8月末日から過去に遡って行うそうです。
(この権利を得るには、同年8月28日までに保有して下さい。)
平成30年4月17日終値の株価が、6,280円でしたので、
この日の株価で優待権利の100株で628,000円必要です。
(他に手数料などかかります。)
分割後は100株で1,570円(157,000円)になります。
🏦発表後の株価推移は・・
株価 | 前日比 | |
発表前 4/9終値 | 7,100円 | |
発表日 4/10終値 | 7,090円 | 15:30発表 |
発表後 4/11終値 | 7,130円 | +40(+0.56%) |
発表後 4/12終値 | 6,570円 | -560(-7.85%) |
発表後 4/13終値 | 6,400円 | -170(-2.61%) |
う〜〜ん、発表翌日でも年初来高値の7,800円になりましたが、終値ではあまり上がらなかったようですね。
逆にその翌日から大幅に下がってしまいました。
日経平均も暴落もなかったですし、その他のお知らせとしては第2四半期決算があって、売上・営業利益も上がっていたので悪い数字ではない感じはしましたが・・。
平成30年8月期の年間予想配当金は・・・40円です。
4月17日時点の配当利回りは、約0.63%になります。
分割後は、5円になりますので実質的な変更はありません。
🏦今の株価で、配当+優待概算の年間予想利回りは・・・
現行(分割前)
100株 | (628,000円) | 12,000円相当 1.91% |
1,000株 | (6,280,000円) | 50,000円相当 0.80% |
変更後(分割後・配当は年10円として計算)
3年未満保有
100株 | (157,000円) | 3,000円相当 1.91% |
400株 | (628,000円) | 12,000円相当 1.91% |
4,000株 | (6,280,000円) | 50,000円相当 0.80% |
3年以上保有
100株 | (157,000円) | 5,000円相当 3.18% |
400株 | (628,000円) | 17,000円相当 2.71% |
4,000株 | (6,280,000円) | 55,000円相当 0.88% |
(税金などは考慮していません。)
3年保有100株でやっと?3%超えました!
直近1年間の高値は、7,800円(2018/4/11)・安値は、2,470円(2017/5/10)です。
1年で差がなんと! 5,330円で中間値は、5,135円です。
🏦発表日終値の過去同日(休みの場合は翌営業)株価の推移です。
*分割後の調整有り(端数は四捨五入)
2013年 | 1,653円 |
2014年 | 1,272円 |
2015年 | 2,334円 |
2016年 | 2,101円 |
2017年 | 2,598円 |
2018年 | 7,090円 |
5年間で株価は、約4.3倍になっています。
🏦3月決算経営指標等の推移です。
売上高、純利益、営業CF、有利子負債は百万円単位







晴れ間が多いって感じです。
有利子負債依存率がちょっと多いのですが売上、経常利益など上がっていますので個人的にはいい感じだと思います。
大株主の状況(上位5社) | |
---|---|
㈱ヨウザン | 25.91% |
腰髙博 | 11.23% |
㈱アイエムオー | 4.21% |
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY | 3.04% |
NOTHERN TRUST CO. (AVFC) RE FIDELITY FUNDS | 3.02% |
*個人その他の株主数 16,061人で、その他と合わせた割合は全体の 30.58%です。
(平成29年8月31日現在)
個人株主は全体の3割程度で思ったほど多くない感じですね。
特定投資株式
銘柄 | 保有株式数(株) | 保有目的 |
㈱群馬銀行 | 9,000 | 安定取引維持のための継続保有 |
同業種(カラオケ)の「第一興商」と比較してみました。
(直近の決算より。株価などは2018年4月16日現在。)
・カッコ内の数字はsatou独自の判断基準です。
・流動負債/流動資産は数値が小さい方が流動資産が多いです。
コシダカはストック・オプションは採用していません。
PERはちょっと高めで予想益回りは低めですので気持ち割高な感じがします。
指標的には第一興商の方がちょっと有利かな?でもストック・オプションを採用しているからね〜〜って感じです。
🏦一株益の推移です。
どちらも一株益は高いのですが、毎期上がるって感じではなくあまり安定していませんね。
カラオケ事業も大変そうです。
売買ご判断は・・・・・ご自身の責任でお願いしま〜〜す。

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