『(株)ジョイフル本田』が2018/5/2に株式分割、株主優待制度の一部変更がありました!その内容と業績は?流石に株価は急騰しました。 島忠との比較もありますよ〜〜。
2018/5/2 15:00に『株式分割および株式分割に伴う定款の一部変更ならびに株主優待制度の一部変更に関するお知らせ』があった「株式会社ジョイフル本田」(東証一部)の変更内容と指標的にはどんな感じでしょう〜〜。
🏦事業の内容は・・・
『当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社、連結子会社(株式会社スマイル本田(現株式会社ジョイフル本田リフォーム)、株式会社ホンダ産業、株式会社ジョイフルアスレティッククラブ、株式会社ジョイフル車検・タイヤセンター)および関連会社(株式会社ジョイフルエーケー)の計6社で構成されており、ホームセンター事業を主な事業としております。』(有価証券報告書より抜粋)
ジョイフル本田は、昭和50年に茨城県土浦市東真鍋町9番35号に生活用品ならびに住宅資材の販売を事業目的とし当社設立。平成26年に東京証券取引所市場第一部へ上場しました。
🏦株主優待制度変更の理由は・・・
『今回の株式分割にともない、以下の通り株主優待制度を一部変更いたします。』(適時開示より)
*株式分割の概要は、平成30年6月20日(水曜日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式を、1株につき2株の割合をもって分割いたします。
🏦優待変更内容は・・・
現行(分割前) 6月20日の年1回
100株以上 2,000円分の商品券(500円券 4枚)
200株以上 4,000円分の商品券(500円券 8枚)
1,000株以上 8,000円分の商品券(500円券 16枚)
2,000株以上 16,000円分の商品券(500円券 32枚)
変更後(分割後) 6月20日の年1回
100株以上 2,000円分の商品券(500円券 4枚)
400株以上 4,000円分の商品券(500円券 8枚)
2,000株以上 8,000円分の商品券(500円券 16枚)
4,000株以上 16,000円分の商品券(500円券 32枚)
400株以上 4,000円分の商品券(500円券 8枚)
2,000株以上 8,000円分の商品券(500円券 16枚)
4,000株以上 16,000円分の商品券(500円券 32枚)
🏦開始時期は・・・
2019年6月20日現在の株主名簿に記録された株主さんから開始です。
分割も6月21日からですので今年の優待は現行の制度となります。
この権利(分割後)を得るには、2019年6月17日までに保有して下さい。分割前の権利は2018年6月15日までとなります。
2018年5月8日終値の株価が、3,970円でした。
この日の株価で優待権利の100株で397,000円必要です。
(他に手数料などかかります。)
分割後は100株で1,985円になります。
🏦発表後の株価推移は・・・
株価 | 前日比 | |
発表前 5/1終値 | 3,855円 | |
発表日 5/2終値 | 3,755円 | 15:00発表 |
発表後 5/7終値 | 3,865円 | +110(+2.93%) |
発表後 5/8終値 | 3,970円 | +105(+2.72%) |
う〜〜ん、発表翌日2日間上がりましたね。
その他のお知らせとしては第3四半期決算があって、売上と純利益は下がったものの営業利益と経常利益が上がりました。有利子負債は増えたものの自己株式取得も行っています。
2018年6月期の年間予想配当金は・・・48円です。
5月8日時点の配当利回りは、約1.21%になります。
🏦今の株価で、配当+優待概算の年間予想利回りは(分割前)・・・
100株 | (397,000円) | 6,800円相当 1.71% |
200株 | (794,000円) | 13,600円相当 1.71% |
1,000株 | (3,970,000円) | 56,000円相当 1.41% |
2,000株 | (7,730,000円) | 112,000円相当 1.41% |
*分割後の100株に関してのみ 2.22%になりますので分割後の方が少し利回りは良くなりますね。
直近1年間の高値は、4,030円(2018/4/5)・安値は、2,802円(2017/9/8)です。
1年の差が 1,228円で中間値は、3,416円です。
🏦発表日終値の過去同日(休みの場合は翌営業)株価の推移です。
*分割後の調整有り(端数は切り捨て)
2014年 | 1,840円 |
2015年 | 2,322円 |
2016年 | 2,417円 |
2017年 | 3,725円 |
2018年 | 3,755円 |
5年間で株価は、約2倍になっています。
🏦3月決算経営指標等の推移です。

売上高、純利益、営業CF、有利子負債は百万円単位







晴れたり曇ったり雨だったりかなり天気が荒れている感じです。ホームセンター系は厳しいのでしょうか?第42期で負債も一気に増えています。
何か事業展開するための負債でしょうか?決算短信に何々をするために借入金が増えましたとか簡単に書いてくれると分かりやすいんですけど、企業秘密なのかな?
何か事業展開するための負債でしょうか?決算短信に何々をするために借入金が増えましたとか簡単に書いてくれると分かりやすいんですけど、企業秘密なのかな?
大株主の状況(上位5社) | |
---|---|
ビーピーイージャパン-1㈱ | 31.42% |
アークランドサカモト㈱ | 4.29% |
㈱常陽銀行 | 3.76% |
本田理 | 2.94% |
㈱アスクリエーション | 2.28% |
*個人その他の株主数 5,555人で、その他と合わせた割合は全体の 29.06%です。
(平成29年6月20現在)
特定投資株式
銘柄 | 保有株式数(株) | 保有目的 |
(株)ジャパンミート | 800,000 | 継続的な取引関係の維持強化 |
アークランドサカモト(株) | 540,000 | 継続的な取引関係の維持強化 |
(株)めぶきフィナンシャルグループ | 295,138 | 継続的な取引関係の維持強化 |
カシオ計算機(株) | 33,3000 | 継続的な取引関係の維持強化 |
(株)みずほフィナンシャルグループ | 93,000 | 継続的な取引関係の維持強化 |
同業種(ホームセンター)の「島忠」と比較してみました。

(直近の決算より。株価などは2018年5月7日現在。)
・カッコ内の数字はsatou独自の判断基準です。
・流動負債/流動資産は数値が小さい方が流動資産が多いです。
比較してみると2社共共通している部分が多くて、売上成長がマイナスになっていたり、自己資本比率が高かったり、自己資本利益率が低かったりしています。
ストック・オプションは採用していません。
ストック・オプションは採用していません。
配当は島忠の方が良いのですが、配当性向は高めですね。パット見は島忠の方が良さそうですが、個人的にはどっちかっていうとジョイフル本田の方が健全のような気がします。
どうでも良いことですが、ホームページの経営者メッセージの社長さんの写真、もうちょっと考えた方が良い気が・・・💦
🏦一株益の推移です。

どちらも一株益は高いのですが、順調に上がるって感じではなくあまり安定していませんね。
ホームセンター事業も大変そうです。
売買ご判断は・・・・・ご自身の責任でお願いしま〜〜す。

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