『(株)フライングガーデン』から2018/9/10に株主優待制度を導入しました。株価はストップ高で連騰!その内容と株価はどんな感じでしょうか?同業他社との指標比較もありますよー。

🏦事業の内容は・・・
『当社は「私達は人類の幸福を向上させるために、思いやりの心を持つ優秀な人材を採用育成し、社員の幸せと、お客様満足度日本一のレストランチェーンを築き、適正利潤を確保し、社会貢献致します。」という経営理念のもとに、爆弾ハンバーグをメニューの中心とした郊外型レストラン「フライングガーデン」の直営多店舗展開を事業の主たる内容としております。』(有価証券報告書より抜粋)
🏦ざっくり沿革
昭和51年11月 群馬県桐生市末広町に現代表取締役社長野沢八千万が、
ピザ・クレープの店「ノザワ」を個人にて創業する。
昭和58年7月 ノザワハッピーフーズ株式会社に商号変更する。
昭和59年8月 群馬県に郊外型レストラン1号店としてフライングガーデン
「新桐生店」を群馬県桐生市に開店する。
平成8年11月 株式会社フライングガーデンと商号変更する。
平成16年3月 日本証券業協会に株式を店頭登録する。
平成16年12月 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取
引所に株式を上場する。
平成22年4月 ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪
証券取引所JASDAQに上場する。
平成25年7月 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引
所JASDAQ(スタンダード)に上場する
🏦優待制度導入の目的・・・
『株主の皆様の日頃からのご支援に感謝するとともに、当社株式への投資の魅力を高め、より多くの株主様に中長期的に保有いただくことを目的としております。』(適時開示より)
🏦優待変更内容は・・
3月末日の年1回
100株以上 | 2,000円分の優待券又は自社商品 |
500株以上 | 6,000円分の優待券又は自社商品 |
1,000株以上 | 12,000円分の優待券又は自社商品 |
🏦開始時期は・・・
2019年3月31日現在の株主名簿に記録された株主さんから開始です。
(権利付最終売買日は、2019年3月26日になります。)
2018年9月12日終値の株価が、2,219円でしたので、この日の株価だと最低優待権利の100株で221,900円必要になります。(他に手数料などかかります。)
🏦発表後の株価推移は・・・
株価 | 前日比 | |
発表前 9/7終値 | 1,601円 | |
発表日 9/10終値 | 1,626円 | 15:30発表 |
発表後 9/11終値 | 2,026円 | +200(+12.30%) |
発表後 9/12終値 | 2,219円 | +193(+9.53%) |
優待制度変更以外のお知らせはありませんでした。
飲食系の優待だと株価も上がりやすい感じがします。
2019年3月期の年間予想配当金は・・・30円です。
9/12時点の配当利回りは、約1.35%になります。
🏦9/12の株価で、配当+優待概算の年間予想利回りは・・・
100株 | (221,900円) | 5,000円相当 2.25% |
500株 | (1,109,500円) | 21,000円相当 1.89% |
1,000株 | (2,219,000円) | 42,000円相当 1.89% |
直近1年間の高値は、5,850円(2017/10/12)・安値は、1,528円(2018/8/14)です。差はなんと! 4,322円で中間値は、3,689円です。
2017年5月の1,000円台から一気に上昇して同10月には5,810円の高値を付けています。
その後、3分割でもやって金額が1/3になったんじゃないかと思うくらい一気に下がっています。
🏦発表日終値(9/10)の過去同日(休みの場合は翌営業)株価の推移です。

*分割・併合などあった場合の小数点以下は切り上げています。
それでも5年間で株価は、約2.6倍になっています。
ピーク時はなんと9.5倍!!
🏦決算経営指標等の推移です。

売上高、純利益、営業CF、有利子負債は百万円単位
直近5年間では・・・







晴れの中に雲がちょっとある感じですね。
34期からだんだん良くなってきている感じです。
このままの調子でいくといい感じになりますね。
大株主の状況(上位5社) | |
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野沢八千万 | 28.81% |
㈲アクティヴ | 8.37% |
野沢卓史 | 4.57% |
野沢通子 | 3.75% |
野沢良史 | 3.58% |
個人株主は少ないのですが、全体の8割弱占めていますので100株株主は少なかったかもしれません。
今回の優待新設で個人株主が増えるかもしれませんね。
当年度 特定投資株式(貸借対照表計上額上位5社) |
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同業他社の「ジョイフル」と比較してみました。

(直近の決算より。株価などは2018年9月12日現在。)
・カッコ内の数字はsatou独自の判断基準です。
・流動負債/流動資産は数値が小さい方が流動資産が多いです。
フライングガーデンは有利子負債は少ないようで、自己資本比率も高い方です。
ジョイフルはパッと見で指標的にはあまり良くない感じがします。
が、一株益が少なく前期の配当性向は167%!でも役員報酬は高めですね。
🏦一株益の推移です。

フライングガーデンはいい感じで上がっていますが、ジョイフルは安定していません。
売買ご判断は・・・・・ご自身の責任でお願いしま〜〜す。

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