『ポエック(株)』が2019/2/14に株主優待制度を導入!優待内容は・・・ポイント制。 同業他社との指標比較もありますよー。
2019-02-21 15:52
2019/2/14に株主優待制度の導入に関するお知らせがあった「ポエック株式会社」(東証JASDAQ)の優待内容と指標はどんな感じでしょう〜〜。
一瞬、玩具メーカーのエポック社と勘違いしてしましました。💧
ちなみにエポック社は非上場です。
🏦事業の内容は・・・
『当社グループ(当社及び関係会社)は、当社、子会社2社(株式会社三和テスコ及び東洋精機
産業株式会社)及び関連会社1社(株式会社泰元コーポレーション)により構成されており、
環境・エネルギー関連機器、動力・重機関連機器及び防災・安全関連機器の製造・販売を主な
事業内容としております。』(有価証券報告書より抜粋)
重機系の会社だったんですね。
同業種の分類は産業用装置・重電設備で主力事業としては水処理機器・環境装置になります。
🏦ざっくり沿革
平成元年1月 広島県福山市南蔵王町四丁目において水処理機器の販売を目的として五大販売株式会社を設立。
平成3年3月 五大販売株式会社をポエック株式会社に商号変更
平成29年11月 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に株式を上場
🏦優待制度新設の目的・・・
『当社は、株主の皆様の日ごろのご支援に感謝するとともに、当社株式への投資の魅力を高め、中長期的に保有していただける株主様の増加を図る事を目的として、株主優待制度を導入いたします。』
(適時開示より)
🏦優待内容は・・
2月末日の年1回 ポイント制
*ポイントは食品、電化製品、ギフト、旅行・体験、化粧品等の中から自由に選択可能な内容と交換できます。
*なんと、最大2年間繰り越すことができるそうです。但し同一株主番号であることが条件で、途中で売却や名義変更などすると無効になってしまいますのでご注意を。
*その他、注意事項がありますのでウェブサイトでご確認下さい。
🏦開始時期は・・・
2019年2月末日現在の株主名簿に記録された株主さんから開始です。
今回の権利付最終売買日は、2019年2月25日になります。
2019年2月20日終値の株価が、2,960円でしたので、この日の株価だと最低優待権利の200株で592,000円必要になります。(他に手数料などかかります。)
🏦発表後の株価推移は・・・
適宜開示速報で優待制度新設以外のお知らせはありませんでした。
日経平均も184円程度下がりましたので地合の悪さもあったのでしょうか?
それにしても下がりすぎだと思いますが・・・。
2019年8月期の年間予想配当金は・・・50円です。
2/20時点の配当利回りは、約1.69%になります。
🏦2/20の株価で、配当+優待概算の年間予想利回りは・・・
(税金などは考慮していません。)
直近1年間の高値は、7,300円(2018/4/4)・安値は、2,900円(2018/12/25)です。
差はなんと、4,400円です。中間値は、5,100円ですのでかなり下がってしまいましたね。
昨年の10月頃から少し良くなって来たのですが、地合の悪さもあって一気に下がってしまった
感じです。
🏦発表日終値(2/14)の過去同日(休みの場合は翌営業)株価の推移です。

上場が平成29年なので2年間しかありませんが一気に下がってしまった感がありますね。
🏦決算経営指標等の推移です。

直近連結の4年間では、
売上げは上がったり下がったりですが上がっています。
営業活動によるキャッシュ・フローの赤字は1期あります。
一株益は安定せず下がっています。
一株純資産は上がっています。
自己資本比率は平均で13.0%です。
自己資本利益率は平均で15.2%です。
有利子負債依存率は平均で74.8%です。
有利子負債依存率が高いですね。それで利益率が上がっているのかもしれません。
一株益も安定していません。
🏦大株主の状況(上位5)
*個人その他の株主数 1,005人で、その他と合わせた所有株式数の割合は全体の 83.19%です。
(2018年8月31日現在)
個人の株主数は少ないのですが、割合は8割以上ですね。
🏦当年度 特定投資株式(貸借対照表計上額上位)
該当事項はありません。
同業他社の水処理機器・環境装置系で株価と時価総額がやや似ているササクラと比較してみました。

(直近の決算より。株価などは2019年2月20日現在。)
・カッコ内の数字はsatou独自の判断基準です。
・流動負債/流動資産は数値が小さい方が流動資産が多いです。
前期だけ見るとお互いに青文字が多いです。
ポエックは有利子負債が多くて、依存率が70%を超えていますがササクラは依存率5%台で
余剰金も多めです。
ササクラは一株益がマイナス(2期連続マイナス)ですが、配当金を出しています。
また、5年間の株価比は-20.2%で10年間になると-30.8%になってしまいますので
キャピタルゲインでの長期投資は良くなさそうですね。
🏦一株益の推移です。

安定性からいうとポエックが良さそうです。
ササクラは平成27年1月に受注したサウジアラビア向け海水淡水化プラント工事の長期中断を
主因としたコスト増加や円高が進行したために2期連続マイナスになってしまったようです。
今期はプラスの予想ですが、V字回復なるでしょうか?(達成したら株価は上がるのかな?)
売買ご判断は・・・・・ご自身の責任でお願いしま〜〜す。
2019/2/14に株主優待制度の導入に関するお知らせがあった「ポエック株式会社」(東証JASDAQ)の優待内容と指標はどんな感じでしょう〜〜。
一瞬、玩具メーカーのエポック社と勘違いしてしましました。💧
ちなみにエポック社は非上場です。
🏦事業の内容は・・・
『当社グループ(当社及び関係会社)は、当社、子会社2社(株式会社三和テスコ及び東洋精機
産業株式会社)及び関連会社1社(株式会社泰元コーポレーション)により構成されており、
環境・エネルギー関連機器、動力・重機関連機器及び防災・安全関連機器の製造・販売を主な
事業内容としております。』(有価証券報告書より抜粋)
重機系の会社だったんですね。
同業種の分類は産業用装置・重電設備で主力事業としては水処理機器・環境装置になります。
🏦ざっくり沿革
平成元年1月 広島県福山市南蔵王町四丁目において水処理機器の販売を目的として五大販売株式会社を設立。
平成3年3月 五大販売株式会社をポエック株式会社に商号変更
平成29年11月 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に株式を上場
🏦優待制度新設の目的・・・
『当社は、株主の皆様の日ごろのご支援に感謝するとともに、当社株式への投資の魅力を高め、中長期的に保有していただける株主様の増加を図る事を目的として、株主優待制度を導入いたします。』
(適時開示より)
🏦優待内容は・・
2月末日の年1回 ポイント制
1年目 | 2年目以降 | |
200株以上 | 4,000 P | 4,400 P |
300株以上 | 5,000 P | 5,500 P |
400株以上 | 6,000 P | 6,600 P |
500株以上 | 7,000 P | 7,700 P |
600株以上 | 8,000 P | 8,800 P |
*ポイントは食品、電化製品、ギフト、旅行・体験、化粧品等の中から自由に選択可能な内容と交換できます。
*なんと、最大2年間繰り越すことができるそうです。但し同一株主番号であることが条件で、途中で売却や名義変更などすると無効になってしまいますのでご注意を。
*その他、注意事項がありますのでウェブサイトでご確認下さい。
🏦開始時期は・・・
2019年2月末日現在の株主名簿に記録された株主さんから開始です。
今回の権利付最終売買日は、2019年2月25日になります。
2019年2月20日終値の株価が、2,960円でしたので、この日の株価だと最低優待権利の200株で592,000円必要になります。(他に手数料などかかります。)
🏦発表後の株価推移は・・・
株価 | 前日比 | |
発表前 2/13終値 | 3,250円 | |
発表日 2/14終値 | 3,210円 | 15:30発表 |
発表後 2/15終値 | 3,015円 | -195(-6.07%) |
発表後 2/18終値 | 3,035円 | +20(+0.66%) |
適宜開示速報で優待制度新設以外のお知らせはありませんでした。
日経平均も184円程度下がりましたので地合の悪さもあったのでしょうか?
それにしても下がりすぎだと思いますが・・・。
2019年8月期の年間予想配当金は・・・50円です。
2/20時点の配当利回りは、約1.69%になります。
🏦2/20の株価で、配当+優待概算の年間予想利回りは・・・
200株以上 | (592,000円) | |
14,000円相当 | 2.36% | |
2年目以降 | 14,400円相当 | 2.43% |
300株以上 | (2,013,000円) | |
20,000円相当 | 2.25% | |
2年目以降 | 20,500円相当 | 2.31% |
400株以上 | (1,184,000円) | |
26,000円相当 | 2.20% | |
2年目以降 | 26,600円相当 | 2.25% |
500株以上 | (1,480,000円) | |
32,000円相当 | 2.16% | |
2年目以降 | 32,700円相当 | 2.21% |
600株以上 | (1,776,000円) | |
38,000円相当 | 2.14% | |
2年目以降 | 38,800円相当 | 2.18% |
直近1年間の高値は、7,300円(2018/4/4)・安値は、2,900円(2018/12/25)です。
差はなんと、4,400円です。中間値は、5,100円ですのでかなり下がってしまいましたね。
昨年の10月頃から少し良くなって来たのですが、地合の悪さもあって一気に下がってしまった
感じです。
🏦発表日終値(2/14)の過去同日(休みの場合は翌営業)株価の推移です。

上場が平成29年なので2年間しかありませんが一気に下がってしまった感がありますね。
🏦決算経営指標等の推移です。

売上高、純利益、営業CF、有利子負債は百万円単位
直近連結の4年間では、







有利子負債依存率が高いですね。それで利益率が上がっているのかもしれません。
一株益も安定していません。
🏦大株主の状況(上位5)
来山哲二 | 16.54% |
釆女信二郎 | 9.48% |
東洋額装㈱ | 6.12% |
ポエック従業員持株会 | 5.82% |
来山美佐子 | 3.48% |
*個人その他の株主数 1,005人で、その他と合わせた所有株式数の割合は全体の 83.19%です。
(2018年8月31日現在)
個人の株主数は少ないのですが、割合は8割以上ですね。
🏦当年度 特定投資株式(貸借対照表計上額上位)
該当事項はありません。
同業他社の水処理機器・環境装置系で株価と時価総額がやや似ているササクラと比較してみました。

(直近の決算より。株価などは2019年2月20日現在。)
・カッコ内の数字はsatou独自の判断基準です。
・流動負債/流動資産は数値が小さい方が流動資産が多いです。
前期だけ見るとお互いに青文字が多いです。
ポエックは有利子負債が多くて、依存率が70%を超えていますがササクラは依存率5%台で
余剰金も多めです。
ササクラは一株益がマイナス(2期連続マイナス)ですが、配当金を出しています。
また、5年間の株価比は-20.2%で10年間になると-30.8%になってしまいますので
キャピタルゲインでの長期投資は良くなさそうですね。
🏦一株益の推移です。

安定性からいうとポエックが良さそうです。
ササクラは平成27年1月に受注したサウジアラビア向け海水淡水化プラント工事の長期中断を
主因としたコスト増加や円高が進行したために2期連続マイナスになってしまったようです。
今期はプラスの予想ですが、V字回復なるでしょうか?(達成したら株価は上がるのかな?)
売買ご判断は・・・・・ご自身の責任でお願いしま〜〜す。

この記事へのコメント