『株式会社淀川製鋼所』が2019/3/4に株主優待制度に関するお知らせがありました。優待内容と業績はどんな感じでしょう?同業比較もありますよ〜〜。

株式会社淀川製鋼所」(東証1部)の優待内容と業績を見てみますね。


🏦事業の内容は・・・ 

『当社グループ(当社及び当社の関係会社、19社)は、主として鉄鋼製品の製造・加工・販売及びこれらに付帯する事業を営んでおります。』
(有価証券報告書より抜粋)

特色は、「独立系圧延メーカー。メッキ鋼板が主力、台湾に上場子会社。塗装鋼板や家庭用物置も。好財務」となっています。
好財務・・・私の好きなフレーズです。期待できそうですね。
ヨドコウ物置が有名ですよね〜〜。


淀川製鋼所は、昭和10年1月に大阪府大阪市に鋼板・鋼材製造を目的として設立。
昭和24年には東京・大阪証券取引所に株式を上場しています。


🏦優待制度の目的・・・

『株主の皆様の日頃からのご支援に感謝するとともに、当社株式への投資の魅力を高め、株主の皆様に中長期にわたって当社株式を継続して保有いただくことを主な目的とします。』
(適時開示より)


🏦優待内容は・・

1.3月末の年1回 カタログギフト
100株以上 1,000円相当
300株以上 2,000円相当
500株以上 3,000円相当

2.3月末と9月末の年2回 西脇カントリークラブゴルフ優待券
100株以上 ゴルフ優待券1枚
500株以上 ゴルフ優待券2枚
*平日のみ1枚に付き1名3,000円割引、最大4名まで利用可。

3.3月末と9月末の年2回 ヨドコウ迎賓館株主様入館券
100株以上 迎賓館入館券1枚
*1枚に付き最大4名まで利用可。

・・・と色々ありますね。

適時開示から引用したギフトイメージです。(実際とは異なる場合があります。)
ヨドコウ画像.jpeg
なんか、お値段以上の感じが無きにしもあらずです。


🏦開始時期は・・・

2019年3月31日現在の株主名簿に記録された株主さんから開始です。
今回の権利付最終売買日は、2019年3月26日になります。


2019年3月5日終値の株価が、2,169円でしたので、この日の株価だと最低優待権利の100株で・・・

216,900円必要になります。
(他に手数料などかかります。)


🏦発表後の株価推移は・・・

株価前日比
発表前 3/1終値2,195円
発表日 3/4始値2,204円13:00発表
発表後 3/4終値2,236円+41円(+1.87%)
発表後 3/5終値2,169円-67円(-3.00%)

適宜開示速報で優待制度新設以外のお知らせは「執行役員の一部業務担当変更 に関するお知らせ」「組織の一部変更 および 執行役員の一部業務担当変更 に関するお知らせ」がありました。
出来高は前日36,200株に対して32,400株ですのでそんなに動いていない感じですが、3/5にちょっと下がってしまいましたね。


2019年3月期の年間予想配当金は・・・65円です。
3/5時点の配当利回りは、約3.00%になります。

🏦3/5の株価で優待が行われたと仮定しての配当+優待概算の年間予想利回りは・・・

100株以上(216,900円) 
ギフトのみ7,500円相当3.46%
フル29,000円相当13.37%
300株以上(648,000円) 
ギフトのみ21,500円相当3.31%
フル47,500円相当7.33%
500株以上(1,084,500円) 
ギフトのみ35,500円相当3,27%
フル87,500円相当8.07%
フルは上記優待内容の2.3.を目一杯に使った場合の利回りです。
(税金などは考慮していません。)
ギフトだけでもいい感じですが、フル活用するとなんと13%以上の利回りになります!!


直近1年間の高値は、3,225円(2018/5/17)・安値は、1,958円(2018/12/25)です。
差は、1,267円です。中間値は、2,591.5円ですのでこれよりちょっと下がってしまいましたね。
10年前から見ると、一旦1,200円台まで下がって3,600円近辺まで上がったものの現在は今と同じ位になっています。


🏦発表日終値(3/4)の過去同日(休みの場合は翌営業日)株価の推移です。
ヨドコウ株価グラフ.png
一度上がりましたが、現在はほとんど変わっていません。


🏦決算経営指標等の推移です。
ヨドコウ推移.png
売上高、純利益、営業CF、有利子負債は百万円単位

ヨドコウ推移グラフ.png
グラフで見ると117期はマイナスになっていましたが、118期から利益が上がって負債も下がっていますね。

直近連結の5年間では、
曇り晴れ.png 売上げは上がったり下がったりしていますが、ほぼ上がっています。
晴れ.png 営業活動によるキャッシュ・フローの赤字はありません。
曇り晴れ.png 一株益は下がりましたが118期からV字回復しています。
曇り晴れ.png 一株純資産はほぼ上がっています。
晴れ.png 自己資本比率は平均で67.9%です。
曇り雨.png 自己資本利益率は平均で5.0%です。
晴れ.png 有利子負債依存率は平均で1.9%です。

曇り晴れが多いですね!
117期の利益がマイナスになっていましたが、118期に「タイの子会社であるPPT社および中国の子会社であるYSS社の改善に加え、台湾SYSCO社の台湾国内での販売強化の効果、日本国内ではエネルギーコスト低減に加え鋼板商品の価格是正に努めたことなどから、2016年11月2日に開示しました予想を上回る実績となりました。」ということで上がったみたいです。
有利子負債依存率は低いです。


🏦大株主の状況(上位5番目まで)

・みずほ信託銀行㈱3.65%
・㈱りそな銀行3.56%
・㈱みずほ銀行3.54%
・日本マスタートラスト
信託銀行㈱
3.29%
・ヨドコウ取引先持株会3.14%

*個人その他の株主数 4,311人で、その他と合わせた所有株式数の割合は全体の 28.18%です。
(2018年3月31日現在)
個人の株主の割合は3割弱程度と少なめです。


🏦当年度 特定投資株式(貸借対照表計上額上位)

・日本ペイントホール
ディングス㈱
1,046,500株
・関西ペイント㈱1,402,000株
・伊藤忠商事㈱933,000株
・豊田通商㈱520,000株
・株式會社ポスコ43,286株

他に、マキタ、JFEホールディングス、東洋鋼鈑、モリタホールディングス、東洋鋼鉄、モリタホールディングス、新日鐵住金、など23社掲載


鉄鋼同業で売上高が近い丸一鋼管と比較してみました。
ヨドコウ比較.png
(直近の決算より。株価などは2019年3月5日現在。)
・カッコ内の数字はsatou独自の判断基準です。
・流動負債/流動資産は数値が小さい方が流動資産が多いです。

時価総額と株価は丸一鋼管が高いのですが、売上は同じ位です。
純利益率、自己資本比率はやや丸一鋼管が高いですね。
ストックオプションは両社とも採用しています。
PERで見ると割安傾向ですが、同業種で比べると割高になります。
それでも、両社共5年前よりも売上が上がっているみたいですね。
有利子負債依存率も低いので良いですね。


🏦一株益の推移です。
ヨドコウ一株益.png
次期予想は両社共下がっています。
やはり鉄鋼系はどちらもあまり安定していないみたいですが、トレンド線で言うと淀川製作所はV字回復した影響もあって高いですね。
でも、丸一鋼管も緩やかな右肩上がりのトレンド線になっています。

優待目的からすると淀川製鋼所の方が良いかなって感じです。


売買ご判断は・・・・・ご自身の責任でお願いしま〜〜す。


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