『ダイドーリミテッド』が株主優待一部変更しました!一部の株主さんには改悪??

2019/6/18に株主優待制度の一部変更に関するお知らせがあった「株式会社 ダイドーリミテッド」(東証・名証第一部)の変更内容と指標はどんな感じでしょう?


🏦 事業の内容は・・・ 
『衣料事業』事業者向けの衣料用繊維素材及び消費者向けの紳士・婦人衣料製品等の製造販売を行っております。
『不動産賃貸事業』ショッピングセンター店舗・事務所用ビル等の賃貸等を行っております。
(有価証券報告書より抜粋)

🏦 ざっくり沿革・・・
明治12年   創業 栗原イネ 製織事業を起業
大正7年4月 栗原紡織合名会社設立
昭和11年3月 栗原毛織株式会社設立
昭和16年3月 栗原毛織株式会社は株式会社関西製絨所を合併し、(旧)大同毛織株式会社を設立
昭和25年5月 株式を東京証券取引所に上場
昭和25年6月 株式を名古屋証券取引所に上場
平成元年8月 商号を「大同毛織株式会社」から「株式会社ダイドーリミテッド」に変更
平成14年12月 ジャルダン株式会社の全株式を取得

🏦 優待制度変更の理由・・・
『当社は、株主の皆様の日頃のご支援に感謝するとともに、当社グループの事業に対するご理解を深めていただき、中長期的により多くの方々に当社株式を保有していただくことを目的に株主優待制度を導入しております。
このたび、株主優待制度を総合的に見直し、株主の皆様との関係をより深めることを目的として、2019年9月末の基準日から、年1回から年2回に拡充することを含め、実施内容を変更することといたしました。』

🏦 優待内容は・・・

変更前 3月末日の年1回 
100株以上3,600円相当の自社商品
1,000株以上12,000円相当の自社商品


変更後 3月末日と9月末日の年2回
3月
100株以上
 自社ECサイト取扱商品の買物割引券
500株以上
 ①自社ECサイト取扱商品の買物割引券
 ②3,600円相当の自社取扱商品
1,000株以上
 ①自社ECサイト取扱商品の買物割引券
 ②12,000円相当の自社取扱商品

9月
100株以上
 自社ECサイト取扱商品の買物割引券
500株以上
 自社ECサイト取扱商品の買物割引券
1,000株以上
 自社ECサイト取扱商品の買物割引券

*買物割引券は各基準日に2枚配布で20%割引になります。(1回の購入で25万円まで)
  400株まで保有していた株主さんには優待改悪となった感じですね。
  今までの優待が欲しかったら500株にして欲しいってことでしょうね。

🏦 開始時期は・・・
2019年9月末日現在の株主名簿に記録された株主さんから開始です。
この優待が欲しい方は2019年9月26日までに保有して下さい。

2019年6月21日終値の株価が、285円でしたので、この日の株価だと最低優待権利の100株で28,500円必要になります。

(他に手数料などかかります。)
100株ならお小遣い程度で行けそうですね。500株だとちょっと考えちゃうかな?(私的感覚です)

🏦 発表後の株価推移は・・・
発表前 6/17終値 303円
発表日 6/18終値 303円 17:00発表
発表後 6/19終値 286円
    前日差  -17円(-5.61%)
発表後 6/20終値 287円
    前日差  +1円(+0.35%)
*6/20には最安値284円がついています。

適宜開示速報で優待制度新設以外のお知らせはありませんでしたのでこのお知らせだけで5%以上も下がりました。
100株株主さんが「買増」じゃなくて「売って」しまったんでしょうね。

2020年3月期の年間予想配当金は・・・無配です。
6/21時点の配当利回りは、当然ながら0.00%になります。


🏦 6/21の株価で、変更後の優待概算の年間予想利回りは・・・
100株以上(28,500円) 
使った分だけ---%
500株以上(142,500円) 
3,600円相当+α2.53%+α
1,000株以上(285,000円) 
12,000円相当+α4.21%+α

*1,000株で4%になりました。
ちなみに、今までの優待だったら100株では12.63%と圧倒的な利回りになります。
失望売りになりますよね〜〜〜。





直近1年間の高値は、457円(2018/6/20)・安値は、250円(2018/12/25)・・・
差は、207円です。中間値は、353.5円ですので現在はこれより下がっていますね。
5年前から見ると緩やかに下降しています。


🏦 発表日翌日終値(6/19)の10年前と5年前までの同日(休みの場合は翌営業)株価の推移です。
ダイドーL株価推移.png
徐々に下がって来ています。


🏦 決算経営指標等の推移です。
ダイドーL推移3.png
売上高、純利益、営業CF、有利子負債は百万円単位

ダイドーL推移グラフ2.png
売上は前期に持ち直しましたが赤字になっています。
利益の赤字が多いですね。
有利子負債は増えてきていて、自己資本利益率もマイナスです。
こんな状態だと改悪もしょうがないかな?
優待廃止にならないだけでも良かったのかなって思ってしまいます。

直近連結の5年間では、
曇り.png 前期以外の売上げは少し持ち直して来ました。

曇り.png 営業活動によるキャッシュ・フローは赤字もあります。

雨曇り.png 一株益は安定せず、マイナスも大きいです。

雨.png 一株純資産も徐々に減っています。

曇り.png 自己資本比率は平均で44.8%です。

雨.png 自己資本利益率は平均で-0.4%です。

曇り.png 有利子負債依存率は平均で29.5%です。

晴れ間が見えない曇り空って感じですね。


🏦 大株主の状況(上位5番目まで)
・株式会社オンワードホールディングス
  22.41%
・株式会社ソトー
  4.70%
・三井住友海上火災保険株式会社
  3.81%
・三井住友信託銀行株式会社
  3.34%
・株式会社みずほ銀行
  3.32%

株式会社オンワードホールディングスは、アパレル会社の持株会社でここの子会社になっています。

*個人その他の株主数44,068人で、その他と合わせた所有株式数の割合は全体の44.35%となっていますが、今回の優待変更でどのくらい減ってしまうんでしょうか?
(2018年3月31日現在)


🏦 当年度 特定投資株式(貸借対照表計上額上位5番目まで)
・㈱ソトー
  1,295,000株
・㈱三越伊勢丹ホールディングス
  443,489株
・MS&ADインシュアランスグループホールディングス㈱
  138,800株
・㈱千趣会
  336,000株
・日本毛織㈱
  150,000株


あまり比較にはなりませんが親会社のオンワードHDと比較してみました。
*ダイドーリミテッド特色:『アパレル中堅、主力ブランド「ニューヨーカー」。不動産賃貸が安定収益源。中国に生産拠点』
*オンワードHD特色:『アパレルメーカー大手。「23区」「組曲」など、中価格帯ブランド軸に百貨店向け中心に展開』
ダイドーL比較.png
(直近の有価証券報告書より、株価などは2019年6月21日現在)
・カッコ内の数字はsatou独自の判断基準です。
・流動負債/流動資産は数値が小さい方が流動資産が多いです。

2社共5年、10年前に比べると株価は低くなっています。
ただ成長率を見ると回復基調になっていそうです。
有利子負債依存率と流動負債の方はちょっと多めになっていますね。
それにしてもオンワードの給料は従業員、取締役とも多くていいですね〜〜。


🏦 一株益の推移は・・・
ダイドー一株.png
オンワードHDの一株益は順調に上がってトレンド線も右上がりになっていますが、ダイドーリミテッドは安定せずトレンド線も右下がりになっています。

以前は、帝国繊維やハニーズなど保有していましたけど、今は個人的には繊維系とアパレル系は競争が激しそうで投資対象から外れています。


売買ご判断は・・・・・ご自身の責任でお願いしま〜〜す。




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