ダイドードリンコでお馴染みの「ダイドーグループホールディングス」が優待変更になりました。年間優待金額は変わりませんので株価も変わらず?指標はどんなもんでしょう?


2019/12/16に株主優待制度変更のお知らせがあった「ダイドーグループホールディングス 株式会社」(東証1部)の変更内容と指標はどんな感じでしょうか?


🏦 事業の内容は・・・ 
『当社グループは、当社及び子会社15社、持分法適用関連会社5社、非連結持分法非適用子会社2社により構成されております。』(有価証券報告書より抜粋)

はい、ざっくり言いますとダイドードリンコ㈱という会社が国内と海外(中国・ロシア・マレーシア・トルコ)に製造又は輸出販売をしています。
また、医療関係では大同薬品工業㈱がドリンク剤の製造を受注したり一部販売もしています。
食品事業もやっていて、㈱たらみがフルーツゼリーの製造販売を行っています。

🏦 ざっくりと沿革・・・
ダイドーG沿革.png

🏦 変更の理由は・・・
『当社グループは消費者と密接に繋がるビジネスを展開しており、消費者でもある個人株主の皆様は、当社の「ファン」としての目線から、当社の持続的成長に向けて貴重な意見をいただける存在であると考えています。そういった考えから、当社では株主の皆様に当社グループの商品へのご理解を深めていただくべく、株主優待として、当社グループ商品の詰め合わせを100株以上保有の株主の皆様にお届けしております。
今回、長きに渡り当社をご支援いただいている株主の皆様への感謝を込めて、当社株式を5年以上保有していただいた株主の皆様に記念品を贈呈することを決定いたしました。(保有年数が5年を迎えた年に1回限り。)
また、これまで、3,000円相当の当社グループ商品詰め合わせを年に2回お届けしてまいりましたが、近年の宅配コストの上昇を鑑み、半年以上継続して株式を保有していただいた株主の皆様に限り、6,000円相当の株主優待品を年に1回お届けすることといたします。
今後も、当社グループ商品の一番身近なお客様でもある株主の皆様の声に、真摯に耳を傾け、ステークホルダーの皆様との共存共栄をめざしてまいります。引き続きご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。』


🏦 優待内容は・・・
現行 1月20日と7月20日の年2回 
100株以上 1月 3,000円相当の自社グループ
    商品詰め合せ
  7月 3,000円相当の自社グループ
    商品詰め合せ


変更後 1月20日と7月20日の年2回 
100株以上 1月 6,000円相当の株主優待品
   (半年以上継続保有)
  7月 記念品
   (5年以上継続保有1回限り)

継続保有なので途中で売ったりして株主番号が変わってしまったらダメですよ。
基本的には年間の金額は変わらずに優待品は年1回になって良かったのかもしれません。
5年以上は長いですね〜〜〜〜。2015年7月の基準日以前に保有した方から順に進呈されるようですが1回限りみたいです。

🏦 開始時期は・・・
2020年7月20日現在の株主名簿に記録された株主さんからになります。
2020年1月の優待までは現行通りになりますが、来年の1月の優待が欲しい方は2020年7月16日までに保有して最低でも2021年1月20日基準日(16日)以降まで保有して下さい。


発表翌日2019年12月17日終値の株価が、4,605円でしたので、この日の株価だと
最低優待権利の100株で460,500円必要になります。
(他に手数料などかかります。)

🏦 発表後の株価推移は・・・
発表前 12/13終値 4,605円
発表日 12/16終値 4,605円 15:00発表
発表後 12/17終値 4,605円
    前日差  0円(0.00%)
発表後 12/18終値 4,585円
    前日差  -20円(-0.43%)

適宜開示速報で優待制度新設以外のお知らせは、「「グループESG委員会」設置に関するお知らせ」と「執行役員人事に関するお知らせ」がありましたが影響なさそうですね。
なんか、17日には高値が4,625円まで上がりましたが、終値では発表前後は時が止まったような感じですね。

2020年1月期の年間予想配当金は・・・60円です。
12/17時点の配当利回りは、約1.30%になります。
予想EPSでの配当性向は、41.2%なので健全な感じだと思います。


🏦 12/17時点で変更した優待があったと仮定しての配当+優待概算の年間予想利回りは・・・
100株以上(460,500円) 
12,000円相当 2.60%

*記念品分は考慮していません。

直近1年間の高値は、5,920円(2019/01/10)・安値は、4,000円(2019/08/06)
差は、1,920円です。中間値は、4,960円ですので現在はこれより下げています。
ここ10年では3,000円台から徐々に上がって2018年に一時7,000円超えがありましたが、現在は4,500円前後で推移しています。

🏦 発表日翌日終値(12/17)の5年前までと10年前の同日(休みの場合は翌営業)株価の推移です。
ダイドーG株価推移.png
2018年からガクッ〜〜と下がっています。

🏦 決算経営指標等の推移です。
ダイドーG指標推移.png

ダイドーG推移グラフ.png
グラフで見ると売上は上がっていませんが、負債が若干減って利益が上がっているって感じですね。

ダイドーGFCグラフ.png
*フリーCFは、営業CF+投資CFでプラスが望ましいが大規模な設備投資などで一時的にマイナスになることもあります。
*現金残高は、現金及び現金同等物の期末残高です。(年々少なくなっていく会社があったとしたら要注意ですね。)

現金が徐々に減って来ていて、フリーキャッシュフローがマイナスになっています。
名のしれた会社なので一時的なものとは思いますが、ちょっと心配ですね。


直近連結の5年間では、
曇り.png 売上げは3期前からほぼ平行です。

晴れ.png 営業活動によるキャッシュ・フローの赤字はありません。

晴れ曇り.png 一株益は安定していませんが上がっています。

晴れ.png 一株純資産は順調に上がっています。

晴れ曇り.png 自己資本比率は平均で52.8%です。

雨.png 自己資本利益率は平均で3.3%です。

晴れ曇り.png 有利子負債依存率は平均で20.5%ですが徐々に低くなってきています。


全体に雲ががった晴れでこれから良くなりそうな感じもしますが、フリーキャッシュフローを見るとどうなんでしょ?って感じです。
利益率が低めですね。

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🏦 大株主の状況(上位5番目まで)
・ハイウッド株式会社
  14.91%
・有限会社サントミ
  12.14%
・タイタコーポレイション株式会社
  4.45%
・髙松富博 (取締役会長 )
  2.98%
・髙松富也( 代表取締役社長 )
  2.98%
(2019年1月20日現在)
*有限会社サントミは、髙松富也氏及びその親族が株式を保有する資産管理会社です。
 大株主のハイウッド株式会社は、髙松富博氏が代表となっている会社で詳細はわかりませんが、こちらも資産管理会社かもしれませんね。
 タイタコーポレイション株式会社は大株主10位の高松多聞氏が代表を務めるアパレル・飲食・雑貨など静岡・横浜を中心に20店舗以上展開している会社らしいです。
 ものすごい親族会社なんですね。
*個人その他の単元株主数29,775人で、その他と合わせた所有株式数の割合は全体の39.70%になっています。
この個人株主の約3割は高松家で占められています。
個人の配当金だけでも合計1億1574万円、それ以外に資産会社にも多額の配当金が入るので・・・いいなあ。
(もし、計算が間違っていたらゴメンナサイ)

🏦 当年度 特定投資株式(貸借対照表計上額上位5番目まで)
・大江生醫股份有限公司
   8,349,228株 
 *資本・業務提携に資するため

・住友不動産㈱
   253,000株 
 *取引関係の維持・強化のため

・㈱西武ホールディングス
  544,000株 
 *取引関係の維持・強化のため

・東洋製罐グループホールディングス㈱
  132,000株 
 *取引関係の維持・強化のため



飲料系の会社でキーコーヒーと比較してみました。
*ダイドーグループホールディングスの特色:
 『飲料売上の8割超が自販機販売、製品ではコーヒーが過半。子会社で医薬品関連事業も展開』
*キーコーヒーの特色:
 『レギュラーコーヒーの製造販売大手。喫茶店など業務用主力。子会社にイタリアントマトなど』
ダイドーG2.png
(直近の有価証券報告書より、株価などは2019年12月24日現在)
・カッコ内の数字はsatou独自の判断基準です。
・流動負債/流動資産は数値が小さい方が流動資産が多いです。

設立はキーコーヒーの方が古いです。
株価の方は2社共鈍化していて、特にここ5年間ではダイドーGはマイナスになっています
売上成長率も2社ともかなり下がっていますね。
利益率も低めですし、コーヒー業界も厳しいのかもしれません。

自己資本比率は高めですが、有利子負債はダイドーGはちょっと多め。
ストックオプションはやっていません。
ダイドーGはあれだけ報酬をもらっていれば・・・・ねえ。

配当利回りは低めです。
特にキーコーヒーの配当性向は100%を大きく超えています。
一株益時期予想の32.70円なら56%になりまあまあって感じになりますけど、どうでしょう。


🏦 一株益の推移は・・・
ダイドーG一株益.png
2社共安定はしていません(特にダイドーG)が、トレンド線で見るとくっきり分かれてしまいますね。

どちらかと言えば、家族経営しているダイドーGの方が株価が下がってくれば焦って色々なにかしてくると思うのでいいかもしれませんね。
よっぽどのことがなければ配当も下げないと思いますし・・・。


売買ご判断は・・・・・ご自身の責任でお願いしま〜〜す。

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